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2008年8月18日 (月)

主人の母

14日から16日の二泊三日で里帰りをしてきました。

3月に亡くなった主人の父の初盆祭を済ませました。

母は昨年骨折をして入院をしていた頃から言動におかしい点があったのですが、先日一番上の兄から『アルツハイマーの中期と確定した』との連絡がありました。

『やはり』という感じでしたが、主人は相当ショックを受けたよう。

当然だと思います。

今回の帰省で久しぶりに会った母は直前の記憶が曖昧で同じ質問を何度も繰り返します。

食事で何を食べたか聞いても『何を食べたっけねえ?』という返事です。

『明日は初盆祭だよ』と言うと目を丸くして『だっけ?』と驚いています。

父が亡くなって約半年経ったというのも分かっていません。

葬儀のときもそうでしたが、当日はまだまだ時間に余裕があるのに『着替えようか?』『もう着替えないと』と繰り返すので、早めに着替えを済まして安心させました。

母は足が悪く着替えも入浴も自分一人では出来ず食事の準備も出来ないという状況です。

兄たちにはそれぞれの生活があり同居する訳にもいかないので、父が亡くなる前に入院した時点から施設に入っています。

でも母は家に帰ったときはいつも何度も溜め息をついては『これからは一人でここで生活しないとね』と言います。

そう言ったかと思うと『一人じゃどうしようもない…(近所に住む)姉ちゃんとこに行こうかね』と言ったり。

その度に主人は『一人でここで生活できないでしょう?おばちゃんも体が悪いんだからあなたの世話は出来ないよ。だから明日○○園に帰るんだよ』と話します。

その度に『一人でも大丈夫だって』 『○○園はもう嫌』とうったえる母。

もともとしっかり者で働き者できれい好きだった母、実際には一人では生活できないという現状を把握できないのでしょう。

久しぶりに家に帰った数日間はベッドに座って何か考え事をして、ときどき横になって…を繰り返していました。

何かをしようという意欲が無くなった母を見るのは辛いものがありました。

主人はもっと辛いだろうと思います。

以前葬儀の後だったか母を施設に帰したとき、『家に帰りたい、ここはもう嫌、帰れないんだったら死んだほうがまし、殺して』と涙ながらにうったえられたこともありました。

私は横で見ていることしか出来ませんでしたが、主人は『ここでもっと体が動かせるようになってまた一人で生活できるようになったら家に帰れるから。頑張ろう』とじっくりと説得を繰り返して一応落ち着いた母に別れを告げて帰ったこともありました。

実際には出来ないことを出来るようになると話をしなければならなかった主人はとても疲れていました。

今回また別れるときに泣かれたりしたら辛いな…と心配していたのですが、自分の部屋に戻った母は『今日はありがとうね。またね』と笑って別れを告げました。

転勤に伴い実家までの距離が今までの3倍になり子供の学校行事も増え、帰省はお盆と正月くらいになってしまった我が家。

今回冗談交じりに母に『俺の顔を忘れて「どなたですか?」って言われたらどうしようかと思った』と話していた主人。

どうしても接する時間が少ない主人が兄たちより先に母の記憶から消えてしまう日がいつか来てしまうのか、できればその日は来ないで欲しいと願う日々です。

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