3月に読んだ本
『二十代、派遣社員、マイホーム4件買いました』 山崎純二著 ぱる出版
新聞の広告でだったか題名を見て気になった本です。
この本で出てくる物件というのが300万円の中古団地。
団地って借りるもんじゃないの?売ってるの?と疑問がむくむくと大きくなって、買う前に書店で見てみたくて探したのですがなくて、結局注文して買いました。
なるほど300万円と破格な訳です。
中古も中古、築30年とかなんですもの。
あくまで鉄筋コンクリートは100年持つという前提での話ですが、それでも考えようによっては周りの環境が出来上がっているところに住むというのは新しく造成された場所に住むよりは生活のイメージがしやすいものなんだな、と思いました。
古い分生活しやすい場所にあったり、なんたって安い(もちろんリフォーム代はそれなりにかかりますが)。
結婚するまでは集合住宅に住んだことがなかったので『(自分専用の)庭もない、上下左右他の人が住んでる四角いだけの空間ってやだな』と正直思っていたのですが、
住み慣れてみると戸締りも楽だし庭の手入れも共同ですればいいし、実は自分には向いているのかも、という気がするようになりました。
特に年を取ってからの生活のしやすさや、主人の実家が空き家状態になってからの管理の大変さを考えるとこういう選択もありなのかも、と思いました。
ローンに縛られる期間が短いとそれだけ楽でしょうしね。
ただエレベーター無しの階段生活は若いうちはいいけど年を取ってからは大きなネックになりそうなのでせめてエレベーターは欲しいな、と思いました。(3月7日)
『パーマネント野ばら』 西原理恵子著 新潮社
ネットで見ていて批評がとてもよかったので前から読みたかったもので、隣町の図書館にあったので借りてきて読んでみました。
主人公が恋に落ちるシーン…ああ、ほんとにこんな何気ない一言とともに神様は恋を届けてくれるのね…と、じん
と来ました。
毎日毎日小さなうそをついてばかりいたけいちゃんの話…彼女を遊園地から引きずり出さずにいたら幸せだったのかしら?
どうしようもない男と女がたーくさん出てくるし、やってることははちゃめちゃだけど皆心の中に抱えているものがあって、それは子供のときからあまり変わってなくて、不器用で、切なくて…。
ここまで極端じゃなくても同じよう気持ちを誰もが心の中に抱えているような気がします。
この本を読んだ後何だかまわりの世界が少し違って見えるような気がしました。(3月12日)
『おひとりさまの老後』 上野千鶴子著 法研
前々から読みたいと思っていたものでやっと隣町の図書館から借りてきて読みました。
おひとりさまとはずっとシングルでいた女性だけのことではなく、離婚したり、配偶者に死別したりのシングルアゲインの人たちも含まれていて、ある程度年齢が高くなるとシングル生活をしている女性が多いというのに納得。
実際義母も昨年義父に先立たれてからはそうだし、私の実家の周りにはそんなお年寄りがあちこちにいて両親は何かと様子を見に行っているよう。
いずれは誰にでもやってくる介護問題や死別について淡々と著者の考えがつづられています。
お金はものすごくは要らないけどやっぱりある程度は必要、それと住むところもね。
でもそれ以上に人間同士のつながりが一番重要なんだと思いました。
私自身どちらかというと口数が少ない方だったと思うのだけど、年を取るにつれて知らない人とでもある程度おしゃべりをして楽しく過ごせる技も身につけ、分からないことがあると人に頼って助けてもらうこともできるようになりました。
そうやって自然と人との関わり方が身についていけばおひとりさまの老後も何とかなるのかな?
それよりも人付き合いの苦手な私のオット、仕事をしなくなったら果たしてどんな生活をするようになるのかかなり心配。
本人も言ってるけど私よりオットの方が先に旅立つ方がお互いにとっていいのかな?なんてね![]()
そうそう思ったとおりにいかないからいろいろ大変なんだけどね
(3月12日)
『学研まんがでよくわかるシリーズ38 ミシンのひみつ』 漫画あすみきり 構成オフィス・イディオム 社団法人日本PTA全国業議会推薦
図書館に贈られる物なので書店での販売はされていなくて、私はいつも行く隣町の図書館で借りて来ました。
普段使っているミシンについて小学生でも分かるように漫画で詳しく説明してあっていい勉強になります。
ほとんどのページにミシンに関する豆知識が書かれていてここに『へぇ~』と思うようなことが結構書かれていて面白かったです。
借りてきてしばらく置いていたらその間に先に娘が読んでいました。
それにしても漫画に出てくる主人公のお母さん、頼まれて甥の結婚相手のウェディングドレスまで縫えちゃうからすごい。(3月13日)
『あさきゆめみし(全13巻)』 大和和紀著 講談社
前々から全巻読み通したいと思っていたもの。
小学生のころに挫折したもののこれの前に読んでいた源氏物語のあらすじ本のおかげで全巻読み通すことが出来ました。
しかし光源氏にしろ薫にしろどうして昔恋した女を姿を他の女に求めるのでしょう?
どれだけ似ていようが血筋関係にあろうが別人なんだから同じ人であるはずがないのに。
まして過去に結ばれなかったり一時のつながりしか持てなかったような昔恋した女は実際の姿以上によいイメージが頭の中で出来上がってハードルが高くなっていると思うし、
その女性像を別の女に求める時点で女性に対して失礼なな気がするのだけど、そういう冷静な考え方もできなくなってああだこうだと血迷ってしまうのが恋というものなのかしら。
でもなんだかんだ言いつつ面白く読めました。
結局紫式部は男女の恋愛についてではなく、女が生きていく辛さや苦しみ、無常観を描きたかったのかな、と思いました。
でも私としては最後、浮舟と薫はやっぱりハッピーエンドになって欲しかったな、なんて思いました。(3月15日)









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