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2009年5月31日 (日)

5月に読んだ本

『イニシエーション・ラブ』 乾くるみ著 文春文庫

本屋で見ていて、文庫本の裏のあらすじに“甘美で、ときのほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説━と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。”と書いてあるのに俄然ひきつけられて読みたくなったもの。

果たして読んでみたら…確かに最後から二行目を読んだ時点で『はあぁ~sign02』と訳が分からなくなりました。

頭がこんがらかったまま本文の後の“用語辞典”を読んでいると、ところどころ太字で書かれている部分がヒントになって『eyesign03…なるほどsign01そういうことかsign03』と謎解きが出来る、という仕掛けがされている本でした。

話自体は特に面白みもなくこのたくらみのために書かれたという感じ。

話の内容はあまり印象に残らないけど、『やられたsign01』という感じがいつまでも残る不思議な小説でした。

これを見て読みたくなった方、絶対に最後の方から読んだらダメですよ(最後から読むクセのあるまるトさん、どきっheart02としましたか?)。

せっかくの楽しさをわざわざ無くして読むようなものですから。(5月1日)

『いけちゃんとぼく』 西原理恵子著 角川書店

西原理恵子の代表作。

主人公“ぼく”といつもそばにいる“いけちゃん”との日々を綴った大人向けの絵本(漫画)。

『感動する』『泣ける』と聞いていたので期待していたのですがそこまでなかったなあ。

前に読んだ『パーマネント野ばら』の中に似たようなシーンがあったせいかも。

私は『パーマネント野ばら』の方が切なくて好きです。(5月2日)

『NHK「トップランナー」の言葉』 NHE『トップランナー』制作班編 知的生き方文庫(三笠書房)

NHKで放送されている『トップランナー』に出演した人の中から28人を取り上げてポイントになる言葉をまとめた本。

店頭でパラパラッと見ていたら気になる言葉がずらずらと並んでいたので購入。

実際読んでみるとそれぞれのページ数は少なく物足りない感じ。

見出しの言葉それだけで言い切っている感じ。

でも時々読み返して自分に問いかけてみるにはいいきっかけになるかな、と思いました。(5月5日)

『チョコレート革命』 俵万智著 河出書房新社

上の『NHK「トップランナー」…』の中で俵万智さんが取り上げられていて、私の中ではさわやかで気持ちのいい歌を詠む人というイメージだったのが、官能的な恋愛の歌などを詠むらしいと知り早速図書館で借りてきたもの(ゆっくり読み返したくなり後日文庫本を購入)。

『サラダ記念日』も読んだことも無く、歌集を読むのは初めてでした。

恋愛の歌ばかりではなく俵さんが訪れた場所で感じたことなどを綴った歌もありましたが、やっぱり不倫や失恋の歌が印象的。

妻のいる人、家庭のある人と付き合っている女性の切なさが感じられて、たった31文字なのにその景色や情景が頭の中に浮かんできて『短歌って面白いなあ』と思いました。(5月5日)

『無印結婚物語』 『無印不倫物語』 群ようこ著 角川書店

結婚やら不倫やらだとどろどろした内容かと思いきや、どちらも少し変わった(かなり変わった)人たちが出てきて笑える話がいくつもありました。

結婚に夢見ている人には『えっ…そんなぁ』と夢を打ち砕くような話も。

結婚したばかりの人、長年連れ添った人、不倫発覚の話、不倫を延々と続ける配偶者の話などなど“世の中理屈じゃないんだ!”と思ってしまいました。

でももし私がそんな状況に巻き込まれたら(巻き込んだら?smile)ここまで面白おかしい話にはならないでしょうね。

そりゃ当然かcoldsweats01(5月6日)

『上京ものがたり』 西原理恵子著 小学館

西原理恵子の自伝まんが、なのかな?

いかにも西原ワールド、って感じ。

どうしようもなくて切なくてときどきドキッとすることが書いてあって。

つくづく私とは違う世界の人だなあ。(5月8日)

『なぜ私たちは3ヵ月で英語が話せるようになったのか』 本城武則著 実業之日本社

先日近所のスーパーの駐車場で英語での会話が聞こえてきました。

見てみると外国人の男性と、日本人の女性が話していました。

その女性は小さな子供を抱っこしてスーパーの袋を抱えた見た限り私と同じような主婦。

でもぺらぺらの英語でときどき笑いながら楽しそうに話しています。

『すっごいな~。かっこいいな~。羨ましいな~』と思いました。

そんな思いを持っていたある日この本をネットで見て気になって、近所の図書館から借りてきました。

読みやすくて半日で読み終えてしまいました。

中学からあれだけ英語を勉強したにもかかわらずなぜ多くの日本人が英語を話せないかというと、英語の学力以前に、対人恐怖症があるから、と書いてあり『確かに』と納得しました。

英語で話そうとすると頭の中は『上手に話さなきゃ』『間違わないように話さなきゃ』とプレッシャーで真っ白になり声が小さくなって次の言葉が出てこない。

そんな話し方じゃいくら正しくしゃべっていても通じはしないですよね。

各段落ごとに英語が話せる(英語でしゃべれる)ようになるコツが書かれていて、本気で『私は英語が話せる』と思い込んで挑戦してみればもしかしたらホントに話せるようになるかも、と思いました。

ここで挑戦するかしないかが大きな分かれ道です(5月13日)

『聖女の救済』 東野圭吾著 文藝春秋

ガリレオシリーズの最新刊(といっても刊行されたのは随分前ですが)。

図書館から借りてきたのですが人気があるらしく1月に予約を入れて借りられるようになるまで4ヶ月掛かりました。

さらに私のあとに12人待ってるそう。

ちなみに同時に刊行されたもう1作(題名なんだったっけ?)はまだ予約中です。

さて今回の話に出てくるのは主に有名キルト作家とその夫、そしてキルト作家の助手として働いている女性の3人。

当然パッチワークについての記述が出てきます。

タペストリーなどの作品も重要なポイントに(これ以上書くとネタバレになってしまうので詳しくは書きませんが)。

ガリレオこと湯川学の頭脳は今回も明晰でトリックを暴いていきます。

読み始めたら面白くってゆっくり楽しむつもりが結局2日で読んでしまいました。

楽しみにしていた期間が長かっただけに読むのが早すぎて残念、という感じです。(5月15日)

『あなたと読む恋の歌百首』 俵万智著 朝日文庫

『チョコレート革命』を読んでから短歌をもっと読みたくなって図書館から借りてきました。

見開きで短歌一首とその解説が書かれています。

解説は俵万智の捉え方が元になっているのですが、連載時に前に掲載されたものに対して『それは意味が違うのではないか』という読者からの言葉が届いたことなど書かれていて面白かったです。

この歌が読まれたときどんな情景だったのか、それは読者の想像によっていろいろ違って、作者からすると『違うんだけど』と言いたくなる場合もあるかもしれないけれど、それは読者それぞれで違って当然。

『私はこう思った』『いやこれはこういう場面でしょう?』と意見を交わすのも面白そうな気がします。(5月22日)

『これでもかーちゃんやってます』 上大岡トメ著 筑摩書房

『キッパリ!たった5分間で自分を変える方法』(幻冬舎)がベストセラーになったイラストレーターの子育てを中心としたエッセイ。

かーちゃんとして悩んだ日々、迷った日々、頑張った日々が綴られています。

特に『かーちゃんも悩んで育つ!』の章は共感できる部分がたくさん。

我が家の子供たちもあっという間に大人に近づきつつあるので小さかった頃のエピソードを読んでいて『うんうん、うちもそうだった』と懐かしく思い出していました。(5月22日)

『ガリレオの苦悩』 東野圭吾著 文藝春秋

ちょっと前に読んだ『聖女の救済』と同時期に刊行された作品。

こちらもガリレオシリーズですが短編集です。

スペシャルドラマ化された作品も入ってます。

どれも面白かったけど第五章の“攪乱す(みだす)”が一番面白かったかな。

隣町の図書館で予約してやっと借りられたのですが私のあとにもまだ予約が入ってるようだからさっさと返しに行かなきゃね。(5月28日)

『ブッタとシッタカブッタ2 そのまんまでいいよ』 『ブッタとシッタカブッタ3 なあんでもないよ』 小泉吉宏著 メディアファクトリー

自分の周りで起きていることに対していろんな感情を持つのは当然のこと。

そして辛いとか苦しいとか楽しいとか素晴らしいとかいろんな気持ちになってときには振り回されてしまう。

けれど考えてみたら、そのこと自体には意味とか無くて、結局自分の中で生まれた感情や価値観に振り回されているということ。

意味とか価値とか考えずにそのまま受けとめて見るのが大事だよ、ということが書いてあります。

いろいろ考えすぎて煮詰まったときに読むといいかもしれない、と思います。(5月28日)

『女はなぜ突然怒り出すのか?』 姫野友美著 角川oneテーマ21(角川書店)

著者はお医者さん。

男と女の違いについて男性に向けて書かれてあります。

男女での脳の違いや、ホルモンに左右されやすい女性の体や心の変化についてなど。

なかには『そこまで断定的にいえるのかな?』と思うこともありましたが、男性が読んだら女性について少しは理解できるのかな?(5月31日)

『モンスターワイフ 幸せなふりはもうしない』 二松まゆみ 講談社+α新書

『モンスター…』とついてる時点ですごいキャラクターについて書かれていそうで思わず書店で手に取りました。

夫に対する不満が凝り固まってモンスター化してしまった妻に対して『夫に対しての不満を言う前に自分自身改善すべき点があるのでは?』という内容。

結構厳しいことも書いてあります。

↑の『女は…』が男性に向けて書かれてあるのに対して、この本は女性(特に妻)に向けて書かれてあります。

いろんなモンスターが載っているのですが『これって私も少し当てはまるかも~shock』と思うものもありました。

内容については賛否両論だと思いますが私は面白く読みました。(5月31日)

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…ということで今月はたくさん読んだなあ~。

もっともマンガや歌集など短い時間で読めるものが多かったからね。

本って読めば読むほど内容が頭に入ってきやすくなって自然と読むスピードが上がっていきます。

たくさん読めてよさそうですが楽しみにしていた本をあっという間に読み終わってしまうのが残念。

引き続き読みたい本を図書館で予約していているので来月も読書を楽しもうっと。

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コメント

サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
QsQ3KLMw

>hikakuさん
コメントありがとうございます。
誠に申し訳ありませんが、私自身が興味を持ったサイトのみリンク登録しておりますので、今回のお申し出はお断りさせていただきます。

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