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2009年6月30日 (火)

6月に読んだ本

『ダブル・ファンタジー』 村山由佳著 文藝春秋

村山由佳がそれまでとは全く違う官能小説を発表したということで話題になった作品。

図書館で予約してやっと借りられた作品で、私のあとにも予約している人が多いよう。

主人公の年齢が自分に近いこともあり共感できる部分もあるのかしらと読んでみたのですが、

うーん、共感できる部分もあるけど、『なんでこうするのかな?』と思う部分も結構多かったです。

ただ先が気になってどんどん読んでしまいました。

最後の方で主人公が『結果はすべて自分で引き受けてみせる』と覚悟を決めるシーンがあるのですが、

私は彼女の進む道の先にあるものが虚しさだけのような気がしてしまいました。

描写の仕方など女性が書いた作品だという気がしました。

男性が読んでも面白いのかな?という気もします。(6月2日)

『切羽へ』 井上荒野著 新潮社

主人公は九州のある島に住んでいる小学校の養護教諭。

夫は画家で2人でゆったりと島の生活を楽しんでいるのですが、主人公の職場である小学校に男性教諭が赴任してきてからの、主人公の心の揺れる様が描かれています。

島の住民は個性的で、小さな島なので住人の家庭の事情など誰もが知っているという環境。

ここまで濃い人間関係の中での生活は私には出来ないなあ、と思いました。(6月4日)

『誰よりも美しい妻』 井上荒野著 新潮文庫

世界的に活躍しているバイオリニストの妻が主人公。

主人公は夫が自慢する通り美しく、夫婦仲も良く子供も素直に成長していて一見幸せそうだけど、

夫は浮気を繰り返し、妻はそれに気付いているけれどそれには一切触れず夫の要望に答えながらいつも通りの生活を続ける。

それってほんとに自分の意思で生きてるの?という気もするけれどだからといってそれが不幸とは限らない。

こういう生き方もあるのですね。(6月10日)

『コイノカオリ』 角田光代・島本理生・栗田有起・生田紗代・宮下奈都・井上荒野 著 角川書店

6人の女性作家による恋の話が収められています。

それぞれに香りがポイントになっていて井上荒野さんの話を読んだ後無性に椎茸の煮物が食べたくなって作りました。

他にもハチミツの香りやシャンプーの香りや豆を煮る香りなど。

それぞれ作家によって趣が違って面白かったです。

こういう何人かの作家による作品集がこの頃よく出版されているようなのでいろいろ読んでみたくなりました。(6月20日) 

『しかたのない水』 井上荒野著 新潮社

あるフィットネスクラブに集まる人々が主人公の短編集。

主人公はクラブに通う主婦や受付嬢やインストラクターやいろんな人たちが6人。

何だか皆自分の現状をやり過ごしているどうしようもないなあという人たちばかり。

結末も希望が見える話じゃないし、正直面白さがよく分かりませんでした。

私ももっといろんな人生経験を積んだらこの面白さが分かるようになるのかしら?

だからと言って分かるようになりたいとも思わなかったけど。(6月22日)

『ベーコン』 井上荒野著 集英社

食べ物にまつわる9つの男女の話がおさめられている短編集。

どれも大人の話、って感じ。

井上荒野ワールドでした。(6月30日)

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