7月に読んだ本
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』 西原理恵子著 理論社
西原理恵子が自分の経験を元に書かれたカネについての話。
生きていくのに金は大事、金がある事で得られる力や、金を得るために働くことについて綺麗ごと抜きの現実的な話が書かれています。
私も自分のやりたいことを実現するためにお金を手に入れられるようになりたい、と思いました。
何事も経験に勝るものはないと思うけど、ギャンブルや株の話などいくらなんでもここまでハードな思いは読むだけ聞くだけで十分です。(7月1日)
『初恋温泉』 吉田修一著 集英社
妻に離婚を切り出されたばかりの中年男性の話、親に嘘をついて初めて泊りがけの旅行に来た高校生カップルの話など温泉を舞台にした5つの話が収められています。
保険の営業マンの男性が主人公の話などこれからどうなるのだろう、と想像したりしてどの話も面白かったです。
高校生カップルの同じ年なのに男の子と女の子の精神年齢の違いや感じ方・考え方の違いなど青い感じが良かったです。(7月15日)
『風花』 川上弘美著 集英社
主人公のゆりは夫に不倫相手がいることを知り離婚を切り出される。
ところがそれに対して自分がどうしたいのか分からないまま過ぎていく時間の中でのすれ違う二人の思い、時間とともに変わっていく思いを綴った話。
最終的なのゆりの決断、これが自分の足で立つっていうことなのかな。(7月20日)
『女たちは二度遊ぶ』 吉田修一著 角川書店
『初恋温泉』が面白かったので同じ著者の本ということで読んでみたのですが…いまいち。
基本的に“○○の女”という題名で11人の女性の話が書かれているのですが『この題でこの話?なんで?』というものばかり。
著者と私の感性の違いと言ってしまえばそれまでですが一つ一つの話のひねりも感じられなかったし深みもなかったような。
『初恋温泉』の方が後に発表された作品だからそれだけうまくなったということなのかしら?(7月20日)
『父親』 遠藤周作著 講談社文庫
夏休み恒例の各出版社の文庫本フェアの案内冊子に載っていて読みたくなり、出版社の思惑を裏切って図書館で借りてきて読んでみました。
遠藤周作って名前は知ってたけど今まで全く読む機会がなくすごく硬いイメージがあったのですが、全然そんなことなくて登場人物の父親と娘双方の気持ちが細やかに描かれていて面白かったです。
戦中派の父親石井菊次の考え方は私からするとやっぱり古臭くて硬いと思ってしまうけれど、この世代の父親ってこういう風に考えるものなんだ、と興味深く読みました。
もちろん考え方は人それぞれ、うちの父も戦中派だけど(菊次よりは少し年下)住んでた環境・働いていた環境が随分違うから全く違う点もあると思うけど、ただ娘に対する思いは同じなのかな。
もし私が娘純子と同じように妻子ある男性と付き合っていたら相当怒るだろうし。
主人と付き合い始めた頃家に来たときなんかどんな気持ちでいたんだろう?
ただこの父親が娘との喧嘩のあと妻に『おまえの教育が悪い』と言うとこは自分が妻の立場だったら絶対嫌![]()
その他妻や娘に対して『これだから女は…』と頭ごなしに思っているとこも嫌い。
これって時代や世代を問わず根本的に男女で分かり合えないものなんでしょうけどね。(7月24日)
『40歳の意味 ヒトはいつ「ほんとうの大人」になるのか』 町沢静夫著 大和出版
もうすぐ40歳と思うとつい題名に40の数字が入っているものが気になります。
これは図書館で何気に手に取ったもの。
一番気になったのが 第1章「40歳の危機」をどう乗り越えるか。
ここ数年ふと今までの自分の人生を振り返って『こんなもんでいいのかな』と思ったり、これからを『今何をするべきなのか』と考えたり、
自分の人生ってこんなもんなのかな?と思うときがあって、まさにその気持ちの揺れについて書いてありました。
早くこのふらふらしてる時期を通り過ぎて落ち着きたいな~。(7月22日)
『背中をポンと押してくれる言葉』 松原惇子著 二見出版
松原さんの本は今までも何冊か読んだことがあって結構影響を受けています。
この本は最初から最後まで読み通すというよりはたまたま開いたページに書いてある言葉に力をもらうという感じ。
自分が気になっていることについて書いてあると思わず手が止まります。
図書館で借りてきたけど手持ちに置いといて時々読み返すのにいいような気がします。
返却するけどやっぱり気になったら買いに行こうっと。(7月22日)

















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