11月に読んだ本
『嫌いじゃない夫』 池田あき子著 新風舎
図書館で題名を見て『ほとんどの夫婦が夫にはこんな風に感じてるのよね。夫婦についてのエッセイかしら?』と借りてみました。
夫は嫌いじゃないけど子供の父親という存在、妻は嫌いじゃないけど子供の母親という存在、というお互いに男女の感情を無くした夫婦の妻が書いたもの。
夫に恋人がいることが分かっても何の怒りもおきず、さらに自分に恋人が出来たことでエロスの愛に目覚めたとかで感じたことをだらだらと書いている…がっかりの内容でした。(11月2日)
『恋人よ 上・下』 野沢尚著 幻冬舎文庫
昔フジテレビで放送されていたドラマの原作。
フジテレビでは主人公を鈴木保奈美が演じていて、葉加瀬太郎のバイオリンの響きに乗せたセリーヌディオンの歌声が印象的でした。
結婚を控え深い悩みを抱えた男女がひょんなことで結婚式直前に知り合い、結婚して幸せになり半年後に再開することを約束して別れます。
そして半年後新婚生活を送っていた男の隣の家にその女が夫婦で引っ越してきて、お互いのパートナーに秘密で私書箱を使った文通が始まり、やがて心の中で愛を育んで…という話。
解説の谷村志穂さんが書かれている通りちょっと偶然の出会いが多すぎやしないかとは思うものの、主人公愛永(まなえ)と航平の思いが切ない。
愛永の精一杯の生き方が美しいです。(11月5日)
『もういちど“さよなら”が言いたくて』 柴門ふみ監修 大和書房
新聞・雑誌等で公募した“さよなら”に対する思いがたくさんつづられています。
恋人や好きだった人との別れはもちろん死別や離別した家族に対する“さよなら”、友人に対する“さよなら”など読んでいて、胸がつまるものばかり。
どんな人も『あっ…これ分かる…』と思うものが1編はありそうです。(11月6日)
『いちばんめの願いごと』 森絵都著 大和書房
23歳の著者が今までの自分の恋や友人のことなどについて書いたエッセイ。
ほとんどが恋の話。
ここまで一生懸命人を好きになれるっていいなあ、と思いました。(11月9日)
『がんばらない生き方』 池田清彦著 中経出版
副題が“「だましだまし」、「ほどほど」、「いいかげん」、「肩肘はらず」に楽しく生きる52の提言”と書かれている通りそこまで頑張らなくてもいいよ、という内容。
なかなかここまで割り切っては生きていけないと思うけど、なんでも『諦めずに頑張って』という生き方はやっぱりきつい。
だから『ま、いっか』と気楽に考えるようにしたいなと思いました。(11月11日)



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