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2010年5月31日 (月)

5月に読んだ本

『セシルのもくろみ』 唯川恵著 光文社

高収入の夫、一人息子と、購入したマンションに住みこれと言った不満もない生活をしている主人公奈央。

息子が中学に入学し自分の時間が増えこれからの自分のことを考えているときに友人から雑誌の読者モデル募集への応募に誘われる。

友人が合格するものと思っていたのに友人は落ち自分は合格し読者モデルを始めることに。

最初はたまたまの幸運での体験程度に考えていた読者モデルだったけれど、トップモデルの意気込みや日々努力する姿を見、撮影の裏側での人と人との本気のぶつかり合いを見ているうちに奈央の心にも変化が起き始める。

読者モデルから専属モデルへ、そして…と話が進んで行きます。

私自身はモデルになりたいと思ったことも憧れたこともないけれど、モデルに限らず本気で自分の仕事をしようと思ったら覚悟を決めるときが必ずやって来るんだと思います。

今私にとって一番大事なのは家庭、でもいつか自分の生き方を考える上で仕事に対しての考え方が変わるときがきっと訪れるような気がします。

現実的な話かどうかは分からないけど面白く読めました。(5月2日)

『懲りない男と反省しない女』 渡辺淳一著 中央公論新社

男と女の関係について渡辺氏と女性二人(最後の方では三人)との対談集。

とにかく男は種をあちこちで蒔きたいという本能に引きずられて一人の女性で満足することはなく次を求めて結果浮気をしてしまうし、身近になり過ぎた妻に対して性的魅力を感じなくなってしまうんだ、というようなことをひたすら述べています。

単純に…何ともお元気なこと、それにしても好きね~と半ば呆れてしまいます。

男女の違いについては前に別の本で似たような考え方を読んでそういうこともあるんだろうなと思うけど、ここまで露骨に言わなくても…という気もします。

でもこういう考え方があるということを女性も知っているといいのかもと思います。(5月4日)

『恋のかけら』 唯川恵、山崎ナオコーラ、朝倉かすみ、山崎マキコ、南綾子、小手鞠るい、豊島ミホ、井上荒野著 幻冬舎

8人の著者による恋がテーマのアンソロジー。

“かけら”というくらいなのでがっつり恋愛中の話より恋に戸惑って動けずにいる主人公の話や、長い期間つきあっている恋人との関係を果たしてこれは恋愛関係と呼べるのか戸惑う主人公の話など恋のちょっとした部分に焦点を当てた話がつづられています。

唯川恵さんの話は目新しい感じはしなかったけど最後の方で主人公がきっと変わっていく予感を感じさせるところで話が終わるので読後感がよかったです。

一番気に入ったのは豊島ミホさんの作品。

登場人物は高校生なので私の現実世界では縁のない世界の話だし、実際こういう感じで部活動をやっている学校ってあるのかしら?と思うけど、

主人公の真っ直ぐに向かっていくところや一緒の中学から同じ高校に進学した女友達に対しての感じ方が少しずつ変わって行くところが『きゅんheart02』と来てよかったです。(5月10日)

『恋のかたち、愛のいろ』 唯川恵、小手鞠るい、畠中恵、浜田マハ、ヴァシィ章絵、朝倉かすみ、角田光代著 徳間書店

7人の著者による恋をテーマにしたアンソロジー。

この頃こういう本にはまっています。

どの話が一番印象に残っているかと見直してみたけれど今回はどれも同じくらいかな。

特に印象強く残ったものはありませんでした。

ひとつだけあげるなら角田光代さんの話は携帯電話のメールがキーポイントだったけど、こういうことって結構現実にありそうな感じ。

ここ数年で携帯電話のメールを使う頻度が格段に上がって『今携帯電話がなくなったら困るかも』と思う反面、

無くなってしまったらかえって色んな付き合いがすっきりしそう、なんて感じたりしていたので興味深く読みました。(5月15日)

『新宿二丁目のほがらかな人々』 ほぼ日刊イトイ新聞編 角川文庫

オカマの3人がいろんなことをテーマに語り合ったもの。

面白そうで期待して買ったけど読んでるうちにだんだん疲れてきちゃった。

ポリシーのはっきりした人たちのようでその辺が私の好みに合わなかったのかな。(5月19日)

『恋するために生まれた』 江國香織、辻仁成著 幻冬舎

恋について、愛についての二人の往復書簡という設定で書かれたもの。

読んでいて単純に『愛や恋についてよくここまで考えるな~』と感心してしまいました。

“恋愛についての考え方は100人いたら100通り、だからこれを読んでも何も参考になりません”と書かれてあるのですが、

確かに二人の恋愛感は私と違っていて、共感するよりそういう考え方をする人もいるのか、という意味で参考になりました。

辻さんが書かれている『鳥籠とカナリア』という話はとても印象的でした。

最後にもしもカナリアが鶯を追い出して鳥籠の元に戻ったとしても、もう鳥籠を出る前の関係にはもう戻れないんだろうな、

でもあのときのカナリアには出て行く以外の選択はなかったんだろうな、たとえこういう結末が待っていたとしても…と思いました。

切ない。(5月21日)

『サヨナライツカ』 辻仁成著 世界文化社

先日中山美穂主演で映画化され話題になった作品の原作本。

ネットで批評を見ていたら映画よりも原作のほうが断然よかったと書いてあるものを見かけたので早速図書館に予約して借りて読んでみました。

辻さんの小説は初めてだったせいか最初は何だか読みづらかったけど、段々慣れて3分の1を過ぎた辺りからどんどん先を読みたくなり、半分を過ぎてからは先が気になって後は一気に半日で読み終えてしまった…。

もう少しじっくり読んだほうが楽しめたのかもとちょっと残念。

でも話自体は読み終わってからも情景が頭の中に残って(映画の宣伝の映像のせいもあるけど)主人公の二人の選択とその後の迷う姿に

『もし豊と沓子があのときこうしていたら…』とか『光子は何も感じていなかったのかしら?それとも何かを感じつつ全てを受け入れていたのかしら?』とかいろいろ考えしまいました。

特に私自身が主婦であるのでつい光子の立場、気持ちを考えてしまって。

それだけ心に残る話だったと思います。

映画を見た友人から印象的なシーンの話もいくつか聞いているので今度はDVDを借りて映画を観てみようと思います。(5月23日)

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