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2012年4月30日 (月)

4月に読んだ本

『ワタシは最高にツイている』 小林聡美著 幻冬舎

女優小林聡美さんのエッセイ集。

小林さんの書くエッセイは面白いらしいと知り図書館で貸し出し中だったので予約していました。

ある日『貸し出し可能になりました』とのメールが届いたのですが、題名を見て『私こんな自己啓発物予約したっけ?』と勘違いしてしまいましたsweat02

普段の生活の中で思ったことや映画『かもめ食堂』や『めがね』(題名は書かれていないけど多分これ)撮影の裏側などが書かれているのですが軽妙な語り口が読みやすくて面白かったです。(4月8日)

『きっかきは福岡行き! -エッセイと押絵作品集-』 後藤雅美著 日本文学館

図書館で題名が気になって手に取りました。

夫の転勤で京都から福岡への引っ越し経験のある女性が福岡時代、その後京都に戻ってからの生活の中で新聞などに投稿して掲載されたエッセイと押絵の作品の写真をまとめたもの。

どういうきっかけで押絵の講師になったのかその辺りが詳しく書かれているのかと思いきや、内容は掲載されたときそれぞれのテーマで書かれているので生活に関する話が中心でちょっとがっかり。

でもこういう形で念願の本を出版するという人がいるのだと分かっただけでも収獲かな?(4月9日)

『いま、生きる力』 岡本敏子著 青春出版社

岡本敏子さんを岡本太郎さんの奥さんか娘さんかと思っていたら元々秘書で養女になって岡本太郎を公私共に支え、没後は岡本太郎記念館の館長をしている方なんですね。

いろんなメッセージが書かれているけれど、とにかく今を一心に生きろ、という強い思いが感じられます。

うん、今を生きるぞ!(4月15日)

『生きる 悩み相談で解き明かす「人生って何?」』 中村うさぎ著 マガジンハウス

中村うさぎというと買い物にはまってホストにはまって整形にはまって…と変なことを繰り返す変な人と思っていたのですが、図書館でパラパラっと見てみたら何だか面白くて借りてきて一気に読み終えてしまいました。

結論、中村うさぎという人は考えるだけじゃなくて自分で体験することをせずにはいられない人なんだと思いました。

それも普通だったら『こんなことやったらおかしいよね。気になるけどやめとこ』と思うところを実際にやっちゃうもんだから回りから『変な人』と思われ多分色んなことを言われ、でもそれも『覚悟の上よ!』と腹をくくっている人、そしてその痛みをごまかさずに受け入れている人なんだと思いました。

それって結局のところ一番自分が辛いと思うのだけど、でもそれをせずにいることもまた辛い人なんじゃないのかな~と感じました。

前に上野千鶴子さんの講演を聞いて以来フェミニズムに興味を持ちつつ今いち理解できなかった私ですが、最後に小倉千加子さんの解説があり再び気になっていたら中村うさぎさんと小倉千加子さんの対談本が出ていると知ったので早速図書館に予約しました。

楽しみ~note(4月16日)

『中村うさぎ人生張ってます 無頼な女たちと語る』 中村うさぎ著 小学館文庫

中村うさぎと5人の女性(?)との語り下ろし対談集。

花井愛子さん、岩井志麻子さん、マツコ・デラックスさん、西原理恵子さん、斉藤綾子さんの5人と語っているのですが、どの人もキャラクター強すぎて一般社会で静かに暮らすというのは無理でしょう、という人ばかりなので話してる内容もむちゃくちゃ。

一体どこまでが本当でどこからが作り話なの、もし全てほんとなら凄すぎるってエピソードがてんこ盛り。

仕事に対する考え方、お金に対する考え方、性についての考え方などいろんな考え方があるもんだ、と思いました。(4月18日)

『うさぎとマツコの往復書簡』 中村うさぎ、マツコ・デラックス著 毎日新聞社

サンデー毎日で中村うさぎ、マツコ・デラックスが1週交代でお互いに向けて手紙を書くという形で連載されていたもの。

しっちゃかめっちゃかな話ばかりしているのかと思いきや、『生きてる意味って何』とか『自分のしたいことは一体何なの』とか実に深い話をして、ところどころに『どきっheart02』とする言葉があります。

それは読む人によって違うんだろうな。

2人とも世間的には変な人、イタい人という見られ方をする生き方をしているけれど、その分自分のこととして深く考えていろんなことに向き合っているのだと思いました。

特に中村うさぎさんの文章は深くてでも読みやすくて、この人の本をもっと読みたいと思いました。(4月20日)

『女はかくもままならぬ』 中村うさぎ著 角川書店

女というものについてのエッセイ。

3部に分かれているけどノリは全部同じかな。

ときどき『どきっheart02』とすることが書かれているけど、考え方が偏ってるな~と感じる部分もあります。(4月22日)

『私という病』 中村うさぎ著 新潮社

『新潮45』に連載された著者のデリヘル体験およびその経験を経て考えたことが書かれています。

買い物依存症になり、ホストにはまり、美容整形を繰り返し、果てはデリヘルって一体何を考えたらこうなるの?という疑問を感じて読んだのですが、そういう行動をする自分についての考察が実に深い。

というより原因が根深くて重いです。

“自分の中にもう1人の自分がいて、それを茨で守っている”という書き方をしているけど、結局2人の自分が分化しているあいだは著者は何をしようとも救いがないような気がします。

ここまで追い詰められることなくそれなりに幸せに暮らしている自分が『私ってお気楽なのかな?』という気がしてきます。

反面、著者は実は根底の部分では自分を丸ごと受け止めてくれる他者の存在を求めていることが全ての行動の始まりになっているのだと思うのだけど、他人の考えなんて結局自分が思うようには行かないし、変わらず自分を受け入れる他者なんて存在しないと私は思うのだけど。

結局のところ他者に求めるのではなく自分のいいところ悪いところ丸ごと引っくるめて自分で認め受け止めることが必要なのでは、という気がします。

それにしても中村さんの文章はよほど私に合うのか、昼から読み始めて夜12時くらいには読み終えてしまいました。(4月23日)

『娘よ、ゆっくり大きくなりなさい―ミトコンドリア病の子と生きる』 堀切和雅著 集英社新書

息子の同級生に体が弱くて遠足や修学旅行にも母親が同行している子がいて『体が弱いんだって』と噂で聞いていたのですが、先日ミトコンドリア病だという話を聞いて『何じゃ、それ?』と思って調べていてこの本があることを知りました。

いつも利用する図書館の蔵書で見つけたので早速借りて読んでみました。

細胞内にあるミトコンドリアのDNAの以上によりエネルギーの生成や代謝に異常が起きるという難病で、乳児で発症する場合もあれば大人になってから発症する場合もあるそう。

但し、大人になってから発症の場合は経過がゆっくりらしいけど乳児発症の場合は大人になるまで生きていられることは厳しく、数年で亡くなる子もいるそうです。

息子の同級生がいつの時点で発症したのか詳しいことは知らないけれどまさかそんなこととは思いもしなかったのでびっくりしました。

著者の娘さんはその中でも比較的軽度で、でもいつ自体が急変してもおかしくないのいとの覚悟を胸に毎日を大事に過ごしているそう。

少しでも長く一緒に過ごせますように、できれば救いとなる治療法が早く見つかるようにと思います。(4月27日)

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