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2012年5月31日 (木)

5月に読んだ本

『働くことがイヤな人のための本』 中島義道著 新潮文庫

アマゾンのサイトを見ていて気になった本でそれまでは名前も知らなかったのですが哲学者みたいですね。

環境も年代も違う4人の架空人物と対話をしながら働くことについての考えが語られています。

最初の方は仕事=金銭を得るためのものという捉え方で能力や人間関係について書かれていますが、後半のほうは仕事=金銭の授受に関わらず自分がしたいことについて書かれているように感じました。

私のばあい短時間勤務で収入も少ないけれどやっぱり金銭を得ていることが自分の中の自信になっているし、片や収入がなくともやりたいことがあるので、このままいい状態でいられたらいいなと思います。(5月1日)

『愚の骨頂 続・うさぎとマツコの往復書簡』 中村うさぎ、マツコ・デラックス著 毎日新聞社

前に読んだ『うさぎとマツコの往復書簡』の続編で、連載の続きと対談が4編収められています。

真面目に生きる意味について二人が語っていて半分くらい読んだ時点で『まあ考えるのは分かるんだけどさ~考えても仕方ないじゃん』と読む気がなくなりかけていたのですが、寄り道で読んだ『働くことがイヤな人のための本』が生きる命題についての内容だったので、その後再び読み始めたらスイスイ読めました。

ちゅうか『何のために生きてるのか』『何を求めて生きてるのか』って実に哲学的な内容について話しているので、くしくも同時に哲学についての本を2冊読んでた訳ね、私、ということに気づきました。

中村うさぎさんの『私という病』を読んだ後『あ~もうこの人の本を読むのはこのくらいでいいかな』と思っていたのですが、もう少し別の本も読んでみたくなりました。(5月1日)

『ぬるい生活』 群ようこ著 朝日新聞社

クスリと笑えるエッセイの達人群ようこさんが中高年に差し掛かり自分自身も身の回りにも増えてきた更年期の生活についてのエッセイ集。

クスリと笑えるのは相変わらずだけど、年を経ることからくる生活の変化が具体的に書かれていて私もあと何年かしたら『あ~ああいう風に書いてあったのがよく分かる!』と思うようになるのかしら?と思いました。

でもその前にこの本の内容を覚えているかどうか自信がないけれど。(5月2日)

『別人「群ようこ」のできるまで』 群ようこ著 文藝春秋

エッセイスト群ようこさんが、社会人になってから転職を繰り返し、ペンネーム「群ようこ」として文章を書くようになり、文章を書く道一本で生きていくと決めスタートを切るまでを描いたもの。

広告代理店で働いていたときもハードだけど、『本の雑誌』で働くようになってからも別の意味でハード。

でもその中でどんどん「群ようこ」が出来上がっていくのが面白かったです。(5月5日)

『幸福論』 小倉千加子、中村うさぎ著 岩波書店

フェミニズムについての本を書いている小倉千加子さんと作家の中村うさぎさんの対談本。

自分の中で疑問に思ったことを実際に体験しないことには語れない中村うさぎさんの考え方がくしくもフェミニズムの考えに共通することが多いというのが興味深かったです。

私としては『男とは…』『女とは…』と性別で人括りにして語るのは個人差を無視しているような気がして好きではないのですが、結婚制度はすでに破綻しているという話など興味深くて面白かったです。(5月5日)

『ぢぞうはみんな知っている』 群ようこ著 新潮社

前に群ようこさんのエッセイを読んでいて実家のローンを払っているということが書いてあってどういう事情なんだろう?と思って読んでみました。

なんでも物欲に取り付かれたお母様が独身の弟さんと2人で暮らす家を新築する際に全て決めた後に『お金払って』と連絡が来て、結局3分の1を弟さんが、3分の2を群さんが払うことになったにもかかわらず、その家には群さんの部屋がないことに激怒し一歩も足を踏み入れたことがないということで…凄い話ですなあ。

他にも飼い猫の話や麻雀の話など面白い話が載っています。(5月5日)

『ベテルギウスの超新星爆発 加速膨張する宇宙の発見』 野本陽代著 幻冬舎新書

オリオン座の左上で明るく光る赤い星、それがベテルギウス。

私が最初に覚えた星座はオリオン座で今でも一番好きな星座。

子どものときから星が好きで星に関する本を読み漁り、夜になると1時間も2時間も空を見上げ、学生の頃はアルバイト代で望遠鏡を買ったくらい。

今はそこまでゆっくり夜空を見上げることはなくなったけれどこの本の題名を見たらそれは気になるではありませんか!

ってことで読んでみたらベテルギウスが爆発して超新星になるかという話は最初の方だけで、ほとんどの部分が星の研究の歴史と近代になってからの宇宙観の変化について書かれています。

まあ題名を見て手に取ってもらわないことには始まらないから仕方ないのかな。

でも期待していなかった後半の方が断然面白かったです。

というのが私が子どものころに得たころより研究が進んでいて宇宙の成り立ちそのものについての考え方が変わっていたから。

新書なのでほとんど字だけの説明なので今度写真やイラストの多い本で新しい発見について詳しく読んでみたいと思いました。(5月7日)

『一度しかない人生だから 六十代からできること』 ヒロコ・ムトー著 海竜社

前に本屋で見かけて気になったけど買うほどは無いしな~…と読まなかった本を図書館で見かけたので早速借りて来ました。

65歳を迎えた著者が今から挑戦すること、これからの人生、母親の生き方と挑戦、癌で亡くなった夫との結婚生活の日々…などについて書かれています。

非の打ち所のない人の話は結局『私とは違うすごい人』ってことでうがった見方をしてしまうのですが、この人の場合見本にしたくはないけれどとにかく必死だったんだな~と感じました。

人生を振り返って実感したことが書かれているので最初から最後までテーマの一貫性は感じられないけどそもそも人ってそういうもんだし、本を読んで一番惹かれた部分、気になった部分が読む人がそのとき一番必要としていることだと思うので、何度か読み返すとそのときどきで気になる部分が変わって面白いんじゃないかな、という気がします。(5月9日)

『われわれはどこへ行くのか?』 松井孝典著 ちくまプリマー新書

宇宙に関する本が読みたくて図書館で見つけて借りたもの。

宇宙についてというよりは地球に住む人間について、即ち地球学的人間論について書かれています。

面白そうと思って借りたものの私が知りたかったのは宇宙とはどんな風にできているのか、宇宙の始まりとはどんな風なのか、ということだったので読んでいるうちに『あれ~?』と思ったものの読みやすかったのでさらさらと読み終えました。

環境問題について話すときに『地球に優しく』とか『地球が喜んでる』という言い方を耳にするたびに『違うじゃんsign01地球に、じゃなくて、地球に住んでる人間に、だろangryこの環境の変化が望ましい生物だっているかもしれないじゃん』と違和感を感じていたのですが、そのことについても書いてあってスッキリしました。(5月11日)

『左利きの人々』 渡瀬けん著 中経の文庫

うちの娘は左利き。

はさみが使いにくかったり習字のときに苦労したりで『大変ね~』と日頃から思っていたので、娘の気持ちが少しは分かるかな?と読んでみることに。

娘が読んだら共感できるのかな?と『ほら、こんな本があったよ』と見せたらすぐ読み始め『うんうん、そう!分かる~!』などと言いながらあっという間に読み終わってました。

鎌が使いにくいとか思いがけないことも書いてあっておもしろかったです。(5月14日)

『財布のつぶやき』 群ようこ著 角川書店

老後の心配だったりテレビショッピングのことだったりお金にまつわる日頃の話や食べ物についての話、家に関する話などのエッセイ集。

群さんの本はやっぱり読みやすくて構えてなくて読んでいて楽しくなるのがいいです。

ただもう結構読んだのでしばらくはいいかな。

そろそろ別の人の小説でも読みたくなってきました。(5月15日)

『愚者の道』 中村うさぎ著 角川書店

中村うさぎはもういいか、と思いつつも図書館で手にとってやっぱり気になって借りてきました。

自分は愚者である、その愚者はこんなことを考えている、ということが書かれているのですが、何だか哲学書を読んでる気分になりました。

共感する訳でもなく、真似したい訳でもなく、だからといって否定する訳でもなく、中村うさぎという人が何を欲して生きているのか気になって読んでしまうという感じです。(5月21日)

『芸のためなら亭主も泣かす』 中村うさぎ著 文藝春秋

これも図書館で借りてきたもの。

『愚者の道』は小難しい文体で書かれていたから読んでいて疲れたけれど、これはもっと気楽に読めました。

著者はゲイの男性と結婚していて著者が稼いで旦那さんは専業主夫で、当然2人の間にセックスはなく恋愛はそれぞれ家の外でしてね、という関係なんだそう。

常々“結婚は日常、恋愛は非日常”だと思っていたので案外こういうつながり方が無理がなくていいのかな、と思いました。

その旦那様が反対しても自分のやりたいと思ったことをやってしまう著者のぶっ飛び方は理解に苦しむけど、疑問に思ったことは自分で体験してみないと気が済まない人なのでやらずにはいられないんでしょうね。(5月21日)

『おばさん未満』 酒井順子著 集英社

表紙が水森亜土さんの女の子のイラストで可愛らしいのですが、内容は40代になった著者が日々感じる身の回りの変化についてというなんとも現実的なもので、読みながら『分かるわ~』と思うことしきりでした。

『一体いつまで頑張らなきゃいけないのだろう?』とか『一体どんな格好をしたらいいのだろう』とか私自身日々感じていたことがたくさん書かれていました。

例えば“美”とか“女”とかいっそ諦めてしまえればどんなに楽になれるものかと思うけれど、テレビでちょっとしたダイエット方法などが紹介されていればやっぱり気になるし『もう私には関係ないし』とはなかなか思えない。

かといって洋服選びにしても『何か違う』と感じるものの何を着たらしっくりくるのか分からなくなってるし安いものを着ると見事に安っぽくなってしまって『この年齢になったらそれなりにいいものを着ないと見苦しいのかしら』とか考えてしまう。

『私は自分が好きでこういう格好をしています』と言えればいいのだけどそれほどの主義もないからつい弱気になってしまう。

そしてこの本の中にも書いてある通り、もっと年齢が上がればそういうものから解き放たれるようになるのかといえばそうでもなく、やっぱり新しい情報に振り回されるんだろうなと思います。

ああ、悩ましいものですなあ。(5月22日)

『鏡の告白』 中村うさぎ著 講談社

雑誌『フラウ』で連載していた14人の女性へのインタビュー記事の中から10人を取り上げまとめたもの。

まあ、皆さんいろいろな問題を抱えているもんだ。

私も人間関係においてはいろいろめんどくさいこともあったけど、ここまで病的になってしまうことはなかったなあ。

深く考えてこなかったのがよかったのかしら?

著者は最後のほうで女性としての生きにくさについて書いてあるけれど、その価値基準については正直疑問。

でも考え方は人それぞれだもんね。(5月23日)

『生きていてもいいかしら日記』 北大路公子著 PHP文芸文庫

題名に引かれ手にとって見てみると“40代、独身。好きなもの、昼酒。座右の銘は「好奇心は身を滅ぼす」。”と書いてあって、パラパラと読んでみたら中身は実にだらだらの日々が中心のエッセイ。

その力の抜けたおかしな日々の出来事を読んでみたいと購入、半日で読み終えてしまいました。

面白かった~happy02

著者の名前は初めて目にしたのでどんな人物なのかも分からないまま、ほんとにこんな生活してる人いるのかしら、と半信半疑で読んでいたけど、きっとこれからもっと注目されそうな予感。

他にも本を出してるらしいので読んでみたいと思いました。(5月29日)

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…それにしても今月はいっぱい本を読んだな~。

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