1月に読んだ本
最初の1冊は先月書くのを忘れていました。
『9つの性格 エニアグラムで見つかる[本当の自分]と最良の人間関係』 鈴木秀子著 PHP文庫
アマゾンで見ていて気になった本。
その後本屋さんの店頭で実際に見てみたのですが、こういう性格分類の本は読んだ後書いてあることを気にしすぎてしまうかもしれないと購入をためらっていたのですが読まなければ読まないで気になって仕方なかったので結局購入。
人間は9つの性格に分類できる、という前提で話が進んでいくのでまず9つのタイプ×20問=180問の質問に答えて自分がどのタイプなのか判断するところから始まります。
タイプによっては1つも該当しないというものもあって『こんな考え方する人もいるんだ』と知るだけでもよかったかも。
自分のタイプが分かった後にはどういう考え方に囚われやすいのか、周りの人たちといい関係を気づくためにはどういう点に気を付ければいいのかということがタイプ別に書かれていて『これは使えるな』と思いました。(12月下旬)
『サイバラの部屋』 西原理恵子著 新潮文庫
1月1日に発売になった本をその日のうちにたまたま手に取り購入、あっという間に読んでしまいました。
西原さんが雑誌などで著名人と対談した記事を13人分まとめたもので題名は長寿番組『徹子の部屋』をもじったものらしい。
いろんな人と話しているんだけど結局西原さんの考え方を再認識した感じで目新しい感じはなかったのが残念。
でも西原さんの新刊を見かけるとやっぱり気になっててに取ってしまいます。(1月2日)
『9つのライフ・レッスン 3.11で学んだ人生で一番大切なこと』 諸富祥彦著 実務教育出版
副題に“「あなたが前からずっとしたかったこと」は今すぐに始めよう!たとえ死が予想外に早く訪れても悔いが残らないように”と書いてあります。
そしてそのためにどうすればいいかというヒントが9つに絞って書かれています。
“いつかしたいと思っていたことはすぐにやろう”と書かれていたのでさっそく書き出してみて、調べられることは問い合わせ、予約できるものは日程を決め、ほしかったものは注文し…としているうちに半分以上完了してしまいました。
こんなにも簡単に“いつかしたい”が“もうやった”になってしまったことに驚いています。
未完のものは自分の都合だけでは決められないものや日程の都合ですぐには実行できないものですが、「やりたい」という意思表示をしているので以前より実行しやすくなったのではないかと思います。
いつの間にかほったらかしにしていることがないかこの本を何度も読み返して確認して毎日を大切に過ごしたいと思いました。(1月中旬)
『真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ』 大沼紀子著 ポプラ文庫
『真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒』 大沼紀子著 ポプラ文庫
『真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生』 大沼紀子著 ポプラ文庫
先月NHKで放送されていたドラマ『真夜中のパン屋さん』の原作本。
ドラマでは登場人物の背景などがかなり省略されている感じがしたので読みたくなり購入。
『午前0時…』と『午前1時…』はほとんどドラマ通りで登場人物の過去や出会いの経緯などが描かれている分ドラマを深く知るという感じ。
でも『午前2時…』になるとドラマには全く出てこなかった人物が最初から現れて全く知らない話が進むのでどんどん先が気になっていきました。
結構ハードな状況の人物が現れるんだけど根本的にはいい人、という設定が実にファンタジーで読んでいて心安らぐお話です。
『午前2時…』のエピローグで作者がこの話を書こうと思ったテーマはこれかな?というエピソードが出てきたので続きがさらに気になることに。
次の『真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫』を買いに行かねば!(1月中旬~下旬)
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